大切な服のクリーニング。40年の技術で一着をよみがえらせます。

学生時代から父のお店の手伝いをしていて
その後父のあとを継ぎ
かれこれ40年クリーニングにたずさわっています。
平成13年に有志十数名としみぬき勉強会の
「関西洗匠会」を立ち上げ
今年で25周年となります。
関西洗匠会の前に数年間みけし洗研精会でも
しみぬきの基礎や洗いの技術を磨いてきました。
この25年は
関西洗匠会や講習会や展示会などで
個人店や大手に関係なく
数百名のクリーニング関係者に
しみぬきや洗い方や染色補正の指導をしてきました。
直接大手クリーニング会社のマネージャーなどが相談に来たり
クリーニング工場でのしみぬき講習会の開催の
依頼などもありました。
今現在も数十社のクリーニング店さんから、
着物・カバン・革製品・カシミヤ・ブランド衣類・ダウン・帽子など、一般のクリーニングでは難しい特殊クリーニングやしみ抜きを、請けたりしています。

今年に入ってからも
20代の若いクリーニング店の2代目が
直接しみぬきや洗い方を教わりたいと
数回仕事が終わってから当店に通って来ています。
若い子のバイタリティーや熱意はスゴいと
感心と力を分けてもらい、刺激を受けています。
最近はSNSの普及もあり
SNSを使って全国的にうまく
クリーニングを集めている業者も多いですね。
その中に数年前に指導した人達を見かけて
技術的に大丈夫になったのかを
心配したりしながら
見させてもらっています。
私の世代はSNSでの情報発信が下手です。
私自身でも心をつかむような発信が
できていないと思っています。
他クリーニング店の受付からの紹介で来られた
特殊しみぬきのご依頼のお客様から
お渡しの時に
『わぁ!スゴい めっちゃキレイになっている』
と言ってもらえることが多いのですが
このことをどのように発信するのがいいのかが
わかっていません。
私のお店は一人で経営している小さなお店です。
そのため、一日に扱える数にも限りがあります。
SNSにあげる動画を作成するスキルもありません
しかし、その分、一着一着にかける手間も
一点一点に対する集中力もどこにも負けません。

一生モノだと思って手に入れた大切な一着が
一度の不適切なケアで台無しになることもあります。
それは、お客様にとっても
服という文化にとっても
非常に悲しいことで残念なことです。
当店が提供しているのは
単なる汚れ落としではありません。
その一着が持つ本来のポテンシャルを
再び呼び覚ますための修復作業です。
良いものを長く、大切に使い続ける。
その価値観を共有できるお客様に
最高の技術でお応えしたいと考えています。
お客様が次の冬に再び大切な一着を手に取ったとき
『ああ、今年もこの服を選んでよかった』
と笑顔で喜んででいただける仕上がりを約束します。
当店での洗い、しみ抜き、漂白の事例はこちらに掲載しています。
よければこちらもご覧ください。

【このブログを書いている人】
近木 博
(高級クリーニングチカキ 店主)
大阪府摂津市でクリーニング店を営んでおります。
「ごまかしなく、正直に」をモットーに、「洗い、仕上げ、シミ抜き」にこだわりクリーニングをしています。「クリーニング業界全体をよくしていきたい」という理念で活動している「関西洗匠会」で、技術指導員もさせて頂いております。
>>詳細プロフィール 続きはこちら
